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平成15年山行報告へ |
2月11日(火) |
参加者:柳沢(智・秀) |
行程:登山口12:40〜〜13:15山頂13:25〜14:00登山口 |
下地方面からの入り口 野底岳登山口への入口は2箇所あり、一箇所は多良間からの入口、もう一箇所は下地と野底の集落の中間にある畑地帯にあります。後者のほうが左写真のとおり看板があり判りやすい。 2月9日撮影 |
野底岳山容 多良間から入ったところで撮った写真です。なかなか特徴のある山です。周囲は開墾地ですが、何を栽培しているのか良くわかりません。 |
野底登山口 登山口には駐車スペースが十分ありますが、地元の農業生産法人により駐車禁止の場所がありますので注意してください。ここは「オオタニワタリ」の採取地となっているようで注意看板があります。登山道には道標がいたるとことにあり迷う心配はありません。 |
急登 登山道は赤土の急登で大変滑りやすい。転倒すると赤土で衣服が台無しになるでしょう。 登山道は山頂を右回りに巻きながら登っていきます。 登山中土木工事の槌音が良く聞こえました。山頂から確認すると山頂からわずかなところに舗装された林道がありました。登るときには気づきませんでしたが、その林道方面から来ていると思われる登山道がありました。こちらの登山道か使えるとすると、ほとんど苦労なく野底岳に登れるでしょう。 |
由来 頂上にはヌスクマーペーの由来がありました。 昔琉球王国時代役人が国王の命として人々をひとり残さず強制移住をさせる「道切の法」という制度があった。 当時黒島の宮里村のカムニイとマーペーは恋仲であったが道切の法により享保七年(1732)に建立された新村野底村へマーペーは強制移住させられた。 毎日カムニイの事を思い泣きもだえていたマーペーは近くの高い山に登ってふる里を見ようとしていたが、オモト山が立ちはだかり何も見えなかった。 幾日もなげき悲しんだマーペーは頂上で祈る姿で石となった。人々はマーペーをあわれみこの山を野底マーペーと呼ぶようになった。 八重山歴史家 牧野 清 山水会 |
山頂から於茂登岳 於茂登岳と違い山頂は岩なので360度の展望が楽しめます。特に天候さえよければ絶景でしょう。 今回新調したデジカメのため電池容量がわからず、この写真を最後に電池切れを起こしてしまいました。 下山は道が滑るため登りとほぼ同時間となりました。山頂までは視界は全く利きません。水場も無いので登山前に用意しましょう。 |
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