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2月2日(日)烏帽子岳
参加者:柳沢(智・秀) 平成15年山行報告へ
行程:地蔵峠駐車場9:00〜キャンプ場9:12〜分岐9:27〜鞍部10:15〜稜線11:00〜11:15山頂
山頂11:23〜稜線11:30〜鞍部11:53〜分岐12:25〜キャンプ場12:35〜12:44地蔵峠駐車場
キャンプ場より湯ノ丸山湯ノ丸キャンプ場

 天候もよく、湯ノ丸山がよく見えます。
 先行者もいて、歩き易い。
分岐の道標分岐

 つつじ平方面への分岐です。湯ノ丸山へ行く場合、スキー場の直登はスキーヤーに目立ちますのでほとんどの方がこちらのコースを通るようです。
 ここから湯ノ丸山へ登っている方が見えました。
バームクーヘンバームクーヘン

 斜面から落ちてきた雪で、バームクーヘンができていました。
 先行者の足跡は、ルートから外れて歩いていたりして慣れない方が苦労して歩いているようです。
道なき道道なき道

 途中まで先行者がいましたが、道がなくなったということで引き返してきました。やはり、目標物が少ないので慣れていない方は鞍部までスムーズに行くのは無理でしょう。
 表面がクラストしており大変歩き辛く大幅な時間のロスをしてしまいました。
烏帽子岳稜線烏帽子岳稜線

 鞍部手前からの眺めです。
 冬季はこのまま前烏帽子に向けて直登します。
 鞍部は風の通り道らしく、来るたびに地形が変化しています。また鞍部からすぐ先は夏とは全く違った地形をしております。
 年末に登ったときは、稜線までに体力を使い果たし山頂へは行けませんでしたので、今回は雪辱です。
烏帽子岳稜線から烏帽子岳

 冬季ルートは風が強いせいで表面がクラストしているが、すぐ下が粉雪状態です。
 スノーシューの爪が雪を噛んでいるうちは登り易いが、雪が緩むとズルズル滑ってしまい全く高度を稼ぐことができず体力だけを消耗します。
 稜線に出る場合、右寄りの低い場所へ出るのが楽なのですが、今年は雪庇が大きく右に寄れず前烏帽子の頂上まで登りきりました。
 登っている途中で3人の登山者が鞍部に向かってくるのが見えました。
エビのシッポエビのシッポ

 エビのシッポが完全に氷化していました。
 稜線歩きは雪が飛ばされ積雪がない場所もあります。
 稜線歩きで注意することは、山頂直下の大きい岩の横を歩くときは若干離れて歩くことが必要です。岩に近づくと雪の下に空洞があり穴にはまります。
山頂から前烏帽子山頂から前烏帽子

 山頂は目印になるものがなく撮影には不向きです。展望は北アルプスがうっすら見える程度です。天候さえよければバッチリですが。

 このまま来た道を引き返しましたが、6名の方とすれ違いました。最後にすれ違った二人はバームクーヘンがあった場所よりまだ地蔵峠よりなので、山頂へは無理でしょう。

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