湖月荘晩秋の好天の中、日本で一番海から遠い地点に出かけました。
スタートは臼田町の田口峠附近にある町営湖月荘からとなります。
既に、途中から案内看板があり湖月荘への橋を渡ると登山道入口となりますが、そのまま湖月荘に進み車を停めます。
案内図登山口には案内板があります。林道を少し進むと、造林小屋があります。水量の多い沢をボックスカルバートで渡りしばらくすると林道が分岐します。左の林道に道を取り高度を稼いで行きます。
木々の葉は、全て落葉しており、山全体が茶系統の色になっています。
林道終点林道終点は広場となっており、案内板があります。ここからは沢沿いに登山道となります。登山道には朴の大きい葉が沢山落ちています。
最初のうちは水流から離れた位置に登山道がありますが、そのうちに沢底を歩くようになります。水量が多くなると沢歩きの方以外は通行は困難となるでしょう。
沢の水も少なくなり残り１００ｍの案内板を過ぎると水は無くなり、登山道の勾配もきつくなります。稜線が近くなったと感じるとすぐ右手に一番遠い地点の標識と説明文があります。
左：一番遠い地点 右：説明文一番遠い地点は県境から１００ｍも離れていない場所にあります。
北斜面のせいか、地面が湿っていて休むには適していないため、県境尾根まで登り休憩しました。尾根にはイノシシが地面を掘った跡が沢山ありました。尾根は落葉が一面に積もっており休むには快適な場所でした。
日本一の場所でしたが、他の方と会うことはありませんでした。帰る途中で槍ヶ岳が遠望できました。