湯の丸遭対協訓練登山

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平成16年山行報告へ
実施日:12月3(木) 参加者:山出
行程:高峰温泉10:30〜水の塔山11:34〜赤ゾレ11:43〜東籠の登山12:05〜駐車場13:26〜14:10地蔵峠
打ち合わせ高峰温泉左:隊長より指示を受ける 右:高峰温泉

 年に1回の菅平・湯の丸地区山岳遭難防止対策協会湯の丸分室の訓練に参加しました。ここ数年仕事の都合で参加できませんでしたが、今年は万障繰り合わせて参加しました。
 前回参加したときは、救命救急の訓練でしたが、今年は指導標の点検ということでした。
 地蔵峠にある本部で隊長から本日の訓練の指示を受けたあと、高峰温泉までバスで移動しました。
東籠の登山指導標の点検左:東籠の登山 右:指導標の点検

 今回の訓練は新入隊員に道を教える事も目的にあり、高峰温泉から水の塔、東籠の登を越え池の平から見晴岳を抜けて地蔵峠へ至るということです。
 私にとって高峰温泉から東籠の登山までのコースは十数年ぶりとなります。
 登山道には、夏のうちに高山植物の指導員により黄色のペンキでこまめに印が付けられています。
赤ゾレ赤ゾレ通過

 先頭は副隊長と第4班長が交代で立ち、指導標の点検を行いながら進むためゆっくりとした歩みとなります。おかげで周囲の山々を眺めながら歩くことができます。隊で一番の物知りの指揮隊長の遭難者を救助した話、高山植物泥棒を追いかけた話、昔の高峰温泉の火事の話などを聞きながら先に進みます。
東籠の登山より水の塔山東籠の登山より水の塔山

 今回このコースを久しぶりに通り、我が隊の活動区域では一番危険な場所であると認識しました。
 東籠の登山より来たコースを見ると後方に噴煙を上げる浅間山や上州方面の山々を確認する事ができます。
また、富士山も雲の上より僅かに顔を出していました。
 昼食の後、池の平経由で下山の予定でしたが、午後2時までに本部に戻る事が不可能なので池の平駐車場より林道脇の登山道を点検した後、スキー場を下りました。
湯ノ丸・烏帽子と北アルプス湯ノ丸・烏帽子と北アルプス

 例年だともっと雪化粧をしているのですが、今年は全くありません。
鹿島槍ヶ岳鹿島槍ヶ岳

 前日より雲が多く見えない山もありましたが、八ヶ岳はもちろん、北岳、甲斐駒、仙丈、木曽駒、御岳、乗鞍や北アルプスの山々を確認できました。
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