大平集落駐車場新潟県の名峰、米山に登りました。登山の決定が前日の午後７時過ぎということで、慌ててネットで情報を収集し出かけました。
今回は一番短時間で登れるという大平口から登りました。早朝にもかかわらず駐車場には既に５台の車がとまっていました。駐車台数は２０台くらいは大丈夫でしょうか。
大平集落は廃屋も多くちょっと不気味さを感じる場所です。登山道は樹林の中にありますが、直に林道に出ます。再び樹林に入りますが、すぐに林道に出ていよいよ本格的な登山となります。林道脇には５台くらいの駐車スペースがありますので、早く来れば停められるでしょう。
二ノ字より米山山頂結構な急登が続きます。樹林の中のせいか蒸し暑く汗が噴出します。ヤスデが大量に発生しており足早に歩きます。登山道脇にはショウジョウバカマが沢山ありますが、既に花の時期は過ぎています。登山道は滑りやすくストックなどの補助用具があると便利です。ナルコユリも咲いています。林道登山口から３０分ほどで二ノ字に到着です。二ノ字からは米山の避難小屋が大きく頼もしく見えます。ここからは斜度も落ちてきます。しかし、アップダウンが続きますので油断は禁物です。
ガンバレ岩樹林の中のアップダウンを繰り返し、ブナ林の急登の途中にガンバレ赤字で書かれた岩があります。ここまでくれば先は見えてきたというところでしょう。木の階段に10センチ以上もあるナメクジがいたのには驚きました。オオイワカガミもこの辺になるとまだ花を持っています。
原三角点樹林を抜け、ウツギの花が出てくると頂上に到着です。天気は曇りですが、かろうじて周囲を見渡す事ができます。好天の時はさぞかし眺めのよいことでしょう。
米山には原三角点があり、記念に触ってきました。貴重なもののようです。山頂には我々より先に登った3人組とすぐ後から女性が一人で登ってきました。下牧の方から登ってきたのでしょうか。
山頂より柿崎方面山頂には米山薬師の建物と立派なトイレ、巨大な避難小屋（こんな立派で綺麗に維持管理されている小屋ははじめて見ました。）があります。
体力強化が実を結んだのか下りも快調に飛ばします。行きがけは登山者が少ないと思っていたのですが、続々と登ってきます。さすが米山だと思いました。
柿崎より米山早く下山しすぎたので、米山の鮮魚センターで品定めをしましたがろくな物が無くて、車で不貞寝してしまいました。今回から車を換えたので車寝ができるので便利になりました。
帰りに柿崎で米山の美しい姿が見えたので記念に一枚撮りました。天候が良くなかったのが残念でした。