東京マラソンは、当日受付が無いので前日受付となる。今大会は、記録よりも記憶に残る大会にしようということで、「仮装」である。
まずは、新幹線で上京し（田舎ものですので）赤羽のまるます家で戦勝祈念祝賀酒宴である。午前9時の開店と同時に店内に乱入するのであるが、本日は「雨」であるので余裕をかましていたら、カウンター席は満員状態であった。
とりあえず、テーブル席を確保し、定番の鯉のあらいを注文する。それとせっかくなので、「スッポン鍋」も明日のエネルギーということで注文した。マラソンに効くというよりも第三の足に効きそうである。「スッポン鍋」は、あっさりしていて美味しかったですよ。ただし、油断していたので鍋で指を火傷してしまいました。ということで、明日のタイムは期待できませんな。
東京マラソンの受け付けは、午前11時からなので、のんびりと東京ビックサイトに出かけました。受付で並んでいると、近所の名物おじさんがいるではないか。相変わらず拡声器を持って唄なんぞ唄っている。大丈夫かいな。受付の後は、戦勝祈願である。
まずは、川崎大師に出陣である。川崎大師名物の久寿餅を食べ、護摩修行に参加する。それにしても人が多いな。弘法大師もこちらまで手が回らないかな。
その後、本日の宿泊場所であるグランドヒル市ヶ谷にてしばし休息の後、再び戦勝祈念酒宴の旅に出かけたのである。本日の最初の目的地である渋谷の富士屋本店に出かけたら休みでやんの。がっかり。ということで、新宿のしょんべん横丁に出かけ、つるかめ食堂に入ったのであるが、隣のおじさん悪酔い中。おっかないので早々に撤退である。夕食も食べていないので市ヶ谷の日高屋で夕食を食べて、本日の予定は終了である。それにしてもおとなしい出だしですな。
2月26日（日）
といきなり当日である。
夜は、室内温度を25℃に設定してあったので、安心して寝られたよ。というか、1週間前から風邪を召していて調子が悪かったのであるが、競技には万全を期して参加するのが当然であり言い訳をしたくないのである。
午前7時過ぎに市ヶ谷を出発し、都庁に乗り込む。ここで湯殿とは暫しの別れである。更衣室でフランクフルトの仮装を始めるが、結構恥ずかしいの。まあ旅の恥はかき捨てかな。更衣室を出てうろうろしていると声を掛けられたが、日テレのＺＩＰの取材であった。
さて、飛ばして、スタートである。2008大会ではキロ5分のペースで走ったが、今回は5分30秒ペースで走り、後半に5分ペースに戻す計画である。問題は、ハイになっていきなり4分30秒くらいで走ってしまわないかであったが、寒さに体が動かずまずまずのスタートである。そして、湯殿との最初の待ち合わせの市ヶ谷駅前である。
2008大会では、湯殿が全ての待ち合わせ場所で遅れたが、今回は大丈夫であろうか。おっと無事いたな。記念撮影をパシャリ。さあ、頑張っていこうか。全身被り物なので、結構応援が多いのよ。
市ヶ谷から飯田橋を抜けて日比谷までは好調ですな。日比谷を過ぎてトップ集団とすれ違うが、黒人の選手ばかりしか見えませんでした。
フランクフルトマンは、まんべんなく応援が入るので、それに応えるべく手を振っているのであるが、結構疲れるかな。それとサングラスが被り物にあたって邪魔なの。
続いての待ち合わせ場所は田町駅前である。予定通り湯殿と会合し、邪魔なサングラスを渡し、いよいよ本気を出すかな。
折り返して、日比谷近くまで来ると、対向するランナーも少なくなります。そして、大繁華街の銀座に突入です。
前の大会では、日比谷を過ぎてから、疲れが出てきたのですが、今回はスピードを相当落としているのでスタミナは十分そうである。が、突如として脚にきたのである。
本来フルマラソンの練習では、35キロくらいの走り込みをするのであるが、今回はハーフが精いっぱいであった。ということでスピードを極力抑えてきたのであるが、やはり駄目であった。
走り方を変えたりしたが、だましは効かず苦しい戦いとなってしまいました。
そして、湯殿との最後の会合場所である浅草橋に到着である。この時点で、全身に元気がなかったので、被り物で元気を出していたのである。
沿道からは相変わらず「フランクフルト頑張れー」のありがたい声援を受けるのであるが、全く元気が出ないの。情けないのー。
そして、25キロ過ぎからは屈辱の徒歩である。
それにしてもサブ4ランナーのワシを抜いていくとは皆さんも成長したのーなどと負け惜しみを言いながひたすらゴールのビックサイトを目指したのでした。
今回の大会もただただ楽しいという感じでした。これもひとえに陰で支えてくれた大会関係者の方の努力の賜物だと感謝しております。
地方からのお上りで参加しているでボランティアという形での貢献はできませんが、また参加できる機会があれば、皆さんを楽しませるような走り＆仮装をして参加したいと思います。
ありがとうございました。