尾瀬(尾瀬ヶ原・アヤメ平)

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実施日:7月11日(土) 参加者:山出・ゆど
鳩待峠5:06〜山ノ鼻5:41〜6:19牛首分岐6:41〜龍宮7:12〜長沢頭7:59〜土場8:10〜富士見田代8:30〜富士見小屋8:37〜8:52アヤメ平9:08〜中原山9:24〜横田代9:43〜10:16鳩待峠
鳩待峠山ノ鼻左:鳩待峠 右:山ノ鼻

 毎年恒例の尾瀬周遊です。本年はコースを変えますかな。
まずは、鳩待峠へのアプローチですが、ワゴン車6台目ということでちょっと出遅れですが、ゆどが踏ん張りまして山ノ鼻まで35分で下りました。

 天候は最高です。
至仏山カキツバタ左:至仏山 右:カキツバタ

 早朝から至仏山がばっちりです。草花には露がついており、幻想的な風景です。
 ニッコウキスゲにはまだ1週間ほど早いようで、尾瀬ヶ原の主役はカキツバタの農紫の色でしょうか。
コバイケイソウワタスゲ左:コバイケイソウ 右:ワタスゲ

 今年はコバイケイソウが当たり年だそうです。それに対しワタスゲははずれとのことです。

 コバイケイソウは白い目だたない花ですが、近くで見ると結構きれいですよ。
池塘モウセンゴケ左:池塘 右:モウセンゴケ

 山ノ鼻から龍宮までは池塘が結構あります。池塘の中にはヒツジグサやコウホネがありますが、ヒツジグサには花芽は見当たりません。コウホネはかろうじて一か所花がありました。

 湿原内にはモウセンゴケがふつうにみられます。
トキソウニッコウキスゲ左:トキソウ 右:ニッコウキスゲ

 尾瀬ヶ原では、トキソウが普通に見られます。近くで見ると結構きれいです。

 ニッコウキスゲは尾瀬を代表する花ですが、1週間ほど早いようです。
龍宮分岐富士見峠への道左:龍宮分岐標 右:富士見峠への道

 今回は、尾瀬沼へ抜けるのではなく、アヤメ平の花を見ることにしました。

 富士見峠への道は本線に比べると静かそうです。
獣の足跡ギンリョウソウ左:獣の足跡 右:ギンリョウソウ

 登山道には獣の足跡が。この足跡は鹿でしょう。クマじゃなくてよかった。

 このコースは全体的に湿っているのでギンリョウソウが多くみられます。勾配は最初は急ですが、徐々に緩やかになります。
富士見田代富士見田代

 最初はすれ違う登山者も少なかったのですが、標高を上げていくと結構な数の登山者とすれ違います。
このコースは下りがメインですかね。

 富士見田代は静かな雰囲気でなかなか良いです。

 このあと、富士見小屋まで下り、山バッジを探したのですが全くなし。アヤメ平に向け登りかえしました。
アヤメ平タテヤマリンドウ左:アヤメ平道標 右:タテヤマリンドウ

 富士見田代からアヤメ平までは南側が開けており、戸倉の街がよく見えます。

 木道の周りにはタテヤマリンドウ(フデリンドウと区別がつかない)が多くみられます。アヤメ平の名称ですが、アヤメは見当たりません。
ムシトリスミレチングルマ左:ムシトリスミレ 右:チングルマ

 今回の主目的であるムシトリスミレがありました。ムシトリスミレを見るのは北アルプスの笠が岳以来です。濃い紫が目立ちます。

 チングルマも種ができていて今にも飛びそうです。花自体は白い花でパッとしないのですが、種は元気そうで好きです。
池塘と至仏山鳩待峠への道左:池塘と至仏山 右:鳩待峠への道

 アヤメ平付近はワタスゲが多くみられます。この付近は遮るものがないので結構風が強いです。

 アヤメ平の先の中原山から先は下りです。まだまだ開けた場所が続きますので正面の至仏山を眺めながらのんびりと下ります。

 本日は一日中快晴で楽しい山旅でした。
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