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実施日:7月2日(土) 参加者:山出・ゆど |
黒菱リフト乗り場4:38〜5:16八方池山荘5:35〜八方池6:16〜扇雪渓7:02〜丸山7:20〜唐松岳山頂小屋7:56〜8:13唐松岳8:52〜唐松岳山頂小屋9:00〜丸山9:30〜扇雪渓9:40〜八方池10:14〜10:46八方池山荘10:54〜11:22黒菱リフト乗り場 |
左:黒菱駐車場 右:黒菱平 花の開花の情報により、久々に唐松岳に出かけました。 今回の入山は八方ではなく、黒菱にしました。ここからだとリフト代安いしね。というか、自力で登ってしまいました。 駐車場にはほんの数台。公衆トイレはきれいだし、マイカーならここからでしょ。 なんて言っていますが、いまいち天候が思わしくないのですよ。 |
左:コバイケイソウ 右:唐松岳への稜線 八方尾根スキー場でコブ斜面といえば、ウサギ平なのですが、それ以上に厳しいのが黒菱なのですよ。吾輩も苦労しました。滑り始めが恐ろしく急であり、青氷のアイスバーンともなれば、スキーのエッジをきつくしておかないとたたき落とされますから。 登山コースはそれでも迂回しているのですが急登過ぎて息も絶え絶えです。 登っている最中にこれから登る尾根が見えますが、天候は持ってくれるのでしょうか。 黒菱平にはニッコウキスゲやコバイケイソウが咲き始めてきれいです。 |
左:ムシトリスミレ(花) 右:ムシトリスミレ(葉) アクシデント発生!「ゆど」行方不明!アマチュア無線をそれぞれ持っているのですが、故障中。下にいると思いグラートリフトを半分下っちゃいましたよ。結局八方池山荘の裏手にいたのでわからなかっただけ。体力消耗。 さて、今回の最大の目的は「花」ですです。特にムシトリスミレは私にとっては垂涎なのですよ。 ありました。こんなにあるのを見たのは初めてです。盗掘しない自信が全くありませんでした。それでも背中に「自制心」を背負っているので何とか持ちこたえました。 |
左:八峰キレット 右:八方池 小雨が降り続いているのですが、本格的は降りにはなっていません。前方には八峰キレットが陰鬱な感じで見えています。以前あんなところを通過したのだと我ながらあっぱれです。 八方池はこんなに明るかったのかなという感じです。さすがにこの時刻だと誰もいません。先ほど丸山まで行ったという快速登山者以外は誰も登っていないのでしょうか。 |
左:アズマギク 右:オオサクラソウ 登山道脇にはアズマギクが多くみられます。高山のせいか色も鮮やかです。そして雪渓の近くに到達するとありました、オオサクラソウが。 色も鮮やかです。ハクサンコザクラは高谷池や白馬大池でよく見ているのですが。 ただし、どこが違うのかはよくわかりません。 |
左:シラネアオイ 右:サンカヨウ 今回絶対に見たいと思っていたのが、シラネアオイです。いままで群落で見たことがなかったので感激しました。 サンカヨウも登山道の下のほうに群落が確認できました。 |
左:キヌガサソウ 右:唐松岳 キヌガサソウは存在感がありますな。何かしら高貴な感じがします。 扇雪渓を越え、急登を登り切ると丸山になります。ここからは尾根歩きとなります。 昨日小屋に泊まった方々が3パーティー下ってきました。登山道脇にはツガザクラやイワカガミが多く咲いています。 |
左:ハクサンイチゲ 右:クロユリ 稜線近くとなると、ハクサンイチゲがみられるようになります。また、クロユリの群落もあります。クロユリの群落を見たのは初めてでした。我が家にもクロユリがあるのですが、やはり山のクロユリにはかないませんな。 |
左:唐松岳山頂小屋 右:唐松岳山頂 稜線に出ると強風に見舞われます。前方には剣岳があるはずですが、8合目から上は雲の中です。あまりの強風と寒さで下山も検討しましたが、根性のある「ゆど」のご意見を尊重して山頂を目指しました。 山頂は画像のとおr視界が全く利かず、早々に下山です。といっても風のない場所で登頂記念大宴会を実施したのですが。 |
左:シナノキンバイ 右:下山路 下山をしていくと徐々に天候が回復しているようです。普段は早出早着が登山の鉄則ですが、本日に限りそうではなかったようです。 長野県では昨日から登山届の提出の義務化が条例で制定されたようですが、黒菱から唐松岳山頂小屋まで見える場所に登山届を出すポストが見当たりません。下山して八方池山荘の内部にあるのを発見しました。 提出の義務化をするのであれば、見える場所にポストを設置するべきだと思いました。せっかく(というかいつも登山届は作成して持っている)持って行っても出せないのであれば意味ないもんな。 |
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