乗鞍岳

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平成30年山行報告へ
実施日:6月23(土) 参加者:山出・ゆど
三本滝駐車場3:43〜摩利支天バス停4:27〜冷泉小屋5:07〜5:31位ヶ原山荘5:45〜6:43肩の口6:50〜肩の小屋7:15〜8:00剣が峰山頂8:23〜肩の小屋8:58〜肩の口9:12〜10:02位ヶ原山荘10:18〜冷泉小屋10:39〜摩利支天バス停11:20〜12:00三本滝駐車場
朝焼け乗鞍岳左:朝焼け 右:乗鞍岳

 チェーンスパイクの試着ということで、乗鞍岳の雪渓を目指しました。
 三本滝から徒歩でということで、深夜に三本滝のレストハウスに到着したら、24日の天空マラソンで駐車場は使用不可。路肩駐しちゃいました。
 天候は6時過ぎから降雨ということなので、早出しますかな。
 天気は朝焼けですな。ということは天気が崩れるということ、さっさと登ります。
 乗鞍岳もモルゲンロートで綺麗に見えます。
ムラサキヤシオツツジハクサンチドリ左:ムラサキヤシオツツジ 右:ハクサンチドリ

 登山道はまだ残雪がありますので、車道歩きです。予定では9時をすぎないとバスは登ってきませんので、登りではすれ違うことはないかな。
 車道脇には花々がいっぱい咲いており、ハクサンチドリ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナ、ベニバナイチヤクソウが見られます。
 花ばっかり見ているから歩行速度が遅くなりますな。
 
冷泉小屋サンカヨウ左:冷泉小屋 右:サンカヨウ

 冷泉小屋がようやく見えてきました。手前の沢沿いにキヌガサソウが咲いているのが見えますが、沢が深いので近寄ることができません。
 このあたりの湿り気の多い場所にはサンカヨウが多くみられます
位ヶ原山荘位ヶ原山荘から乗鞍岳左:位ヶ原山荘 右:乗鞍岳
 
 位ヶ原山荘で朝食。まだ雲が高い位置にあるので、乗鞍岳もよく見えます。
 昨年は位ヶ原山荘から上部は登山道を歩いたのですが、残雪が多く踏み抜く恐れがあるのでそのまま車道歩きです。
雪の壁肩の口の雪渓左:雪の壁 右:肩の口の雪渓

 道路脇の雪の壁はまだ3m程度の高さを保っています。雪渓から流れる水は冷たいようで、流れが凍っている場所もあります。
 肩の口からチェーンスパイクを装着して雪渓を登ります。雪が硬いのでチェーンスパイクがないと登れないでしょう。
 夏山スキーのメッカなのですが、雪が汚れており滑る気がしないわな。
キバナシャクナゲ剣が峰山頂左:キバナシャクナゲ 右:剣が峰山頂
 肩の小屋付近はキバナシャクナゲが満開です。ハクサンフウロも咲いているようですが、登山道から離れた場所しかないので見ることができません。
 肩の小屋を過ぎてすぐにオスの雷鳥がトコトコ歩いていきました。

 蚕玉岳付近から稜線に出ますが、岐阜県側からの風が冷たかったので、山頂小屋経由で山頂を目指しました。
槍・穂高連峰山頂から御嶽山左:槍・穂高連峰 右:山頂から御嶽山

 山頂からは360度のパノラマが楽しめます。御嶽山も優美な姿を見せています。

 それにしても、登山者がいないわな。20分ほど休んで下り始めると、畳平方面から登山者が登ってくるのが見えます。

 結構皆さんスタートが遅いのですね。
雪渓を下る道路を下る 雪渓の下りは滑落の恐れが大なので、チェーンスパイクを装着です。雪渓下部ではスキーヤが数名滑走を楽しんでいます。
 肩の口から雨が降り始め、途中からあられとなりました。

 朝一番のバスは2台でほぼ満車。雨の中お疲れサマンサ。
 明日は天空マラソンがあるので、車道には距離標があり、目印となります。
 今日は自転車もいないわな。
 結局明日のマラソンに出そうな方2名が我々を抜いていきました。
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