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実施日:9月22日(金)〜23日(土) 参加者:山出・湯殿 |
行程:扇沢7:28〜柏原新道7:38〜八ツ見ベンチ8:10〜ケルン8:27〜石畳9:10〜水平道9:16〜石ベンチ9:24〜9:55種池山荘10:14〜岩小屋沢岳11:50〜12:22新越山荘 |
柏原新道登山口 山のシーズンも終盤ということで、1泊の計画を立てました。ところが天気予報が良くなかったことと、前日午後11時まで仕事が入ってしまったので今回の山行の決定は午前0時を回ってからでした。 その影響で、準備に手間取り自宅を出発したのが午前5時過ぎで、高速代節約のために一般道を走ったため扇沢の駐車場に到着したのは午前7時を過ぎていました。 |
種池山荘直下 柏原新道のスタートは他のパーティーとほぼ同時でしたが、すぐに引き離します。モミジ坂の急登もなんのその、強引に登っていきます。ケルン附近で先行者を抜きしばらくすると雲海の上に出たようでこれから登る岩小屋沢岳の姿が見えてきます。また、前方に種池山荘も見ることができます。季節が秋ということで樹林帯の登山道ですがそれほど暑くありません。種池山荘までの標準時間は3時間45分のようですが、2時間17分で登りきりました。さすがに喉が渇いたので小屋前にある「生ビール」の看板の誘惑に負けてしまい、一杯飲んでしまいました。 |
岩小屋沢岳縦走路 小屋前のベンチで十分休息を採った後、新越山荘に向けて出発です。登山道脇にはチングルマが沢山ありました。岩小屋沢岳に向けての稜線は長野県側が崖となっているのに対し、富山県側はなだらかな斜面となっています。立山や剣岳方面は山頂付近に雲がかかっており、全容を眺めることができません。登山道はなだらかな登りとなっておりまた綺麗に整備されているので心地よく歩くことができます。 |
関西電力作廊谷宿舎 岩小屋沢岳手前で、後方に関西電力の作廊谷宿舎が見えます。この宿舎は下の廊下からも西面が見えますが、はるか上方に見えますのでこんな形をしているとははじめて知りました。 この、作廊谷宿舎と仙人ダム下にある人見平宿舎にはぜひ泊ってみたいと思いますが、関西電力の関係者ではないので無理でしょう。 |
岩小屋沢岳山頂 岩小屋沢岳の山頂に出ると、雷鳥が5羽いました。多分親子なのでしょうが、大きさは皆同じでした。岩小屋沢岳のもう一つ先のピークを越えると眼下に新越山荘が見えます。少しザレた登山道を滑らないように慎重に下り、予定より1時間30分ほど早く新越山荘に到着です。 |
新越山荘 山荘に到着後、食堂で缶ビールと昼食をとった後、昼寝体制に入りました。午後2時過ぎ頃から他の登山者も到着したようです。晴れているとはいえ、さすがに2500mの標高では寒く、布団から這い出し、外の散歩に出かけました。長野県側の視界はあまり良くありませんが、富山県側は立山から剣岳までよく見えます。本日の宿泊者は4パーティー6名でした。新越山荘は1階が食堂、自炊室、乾燥室、トイレとなっており、2階が宿泊部屋8室?と談話室、屋根裏部屋が従業員の部屋となっているのでしょうか。トイレは清潔なのですが、消灯後は常夜灯の設備も無いようで廊下やトイレまで真っ暗で懐中電灯が無ければ行動できませんでした。夜は布団を重ねて7時過ぎには寝ましたが、やはり早く寝ると夜中に起きてしまい、朝まで悶々としていました。 |
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