年1回のフルマラソンへ出発である。会場まで遠距離であるため、前日受付である。というか、前日から東京で遊ぶのである。フルマラソンを走るのか遊ぶのか比重は不明である。
新幹線の始発で東京に乗り込み、まずは築地で朝食である。新橋から徒歩で築地に突入！降雨のため、ちゃんとした店？に入ろうと、すしざんまいに入る。
朝からなんだが、生ビールを注文する。それにしてもここの生ビールは泡がクリーミーで美味いな（宣伝料くれ）。
すしを食べた後は、再び新橋に戻り、川崎に向かう。実力のないわしは他力本願ということで川崎大師へ戦勝祈願である。途中で品川駅の常盤軒でおこのみそばでも食べようかと思ったが、東海道線に遅れがでていて先が見えないのでそのまま川崎に向かった。
京浜急行に乗り換え、川崎大師に到着。まずは住吉で久寿餅とコーヒーでしばし休息である。
川崎大師では護摩修行である。自分で祈祷料を納めて修行を行うのではなく、ここでもやはり他力本願である。だから勝てないんだな。
川崎大師にて戦勝祈願の後は、日比谷茶廊に出かける。東海道本線にて新橋まで向かうが、途中で「はやぶさ」の回送とすれ違う。これが東京発のブルーとレインの見納めですかね。
日比谷茶廊に行くには、有楽町駅から歩くのが一番近いと思っていたのであるが、何を勘違いしたのか、新橋から一駅バックして浜松町から歩いてしまった。おかげで脚が疲れたぞ。その上、オープンテラスの日比谷茶廊は休業であった。
仕方が無いので、昼食を上野駅の喜多そばで昼食である。まあ、朝食が高価だったのでチープに済ませました。
前日受付を済ませた後は、本日の宿であるサンシャインプリンスホテルへ突入である。まあ朝も早かったのでしばし睡眠である。そして、午後5時30分過ぎに飲み歩き開始である。
1次会はサンシャインの地下の魚正、2次会は何故か日高屋なのである。湯殿がここの野菜炒めが好きなので。ところで、ここのニラキムチは激辛である。翌日肛門が痛かったわ。
平成21年3月15日
いよいよ当日である。先程も述べたが、肛門が痛いのである。それと、夜中から下痢という最悪の状態である。かといって、食欲は旺盛と言うなんとも不思議な状態なのである。
宿をでて、池袋駅に入ると、ＪＲの粋な計らいで浮間舟渡に快速が停まるということである。今回から浮間舟渡駅から会場までのシャトルバスが無くなったため全員徒歩で会場入りである。本日の荒川河川敷は風も穏やかで絶好のマラソン日和である。と、途中は省略してスタートである。
今回は持ちタイムどおり申し込みをしたので、ゼッケンが4000番台である。ということで、スタートロスも2分少々である。スタート位置がそれなりなので、走るペースも結構良い。それでもほとんど抜きですな。
最初の5キロを4分55秒であるから絶好のスタートである。途中の給水給食は全部とる。助かりますなー。
15キロの堀切で湯殿の応援を受ける。快調ですな。
さて、いよいよ関門の20キロである。ここまで、キロ5分を割っているので予定通りである。上半身も元気であるが、下半身、特にフクラハギの調子がいまいちである。折り返してからの荒川恒例の向かい風も無く良いと思ったが、脚がそれを許さなかった。25キロをキロ4分56秒とギリギリ5分を切るタイムで通過したが、立ち止まって屈伸運動である。八広の鉄橋下で待機していた湯殿にこれ以上のタイムは望めない旨を伝えてペースダウンである。
それにしても良くーペースが落ちましたな。30キロはキロ6分24秒、35キロは7分56秒である。まあ惨めなほど抜かれましたな。遅いついでにシャーベットを2個も食べてしまった。10回大会のときは食べなかったのでその分ということでお許しください。
38キロの岩淵水門を夢遊病者のごとくふらふらと通過し、後は惰性ですな。
それでも持ちタイムほぼサブ3.5のプライドで、最後の1キロだけはキロ4分27秒まで上げてゴールである。やれやれ。0時30分到着の予定が、50分も遅れてしまったわい。
今回の敗因は、短距離のスピード練習は十分であったが、距離を走る練習ができなかったことである。ハーフまでは騙せてもフルは騙せませんな。