ご当地グルメの旅(首都圏編)1日目

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実施日:9月18(木)〜20(土) 参加者:山出・湯殿
 プロローグ
 ようやく夏休みの取得である。当然趣味である登山ということで、下の廊下を視野に入れて調整をとっていた。ところが、台風13号の発生により登山は回避し、休みの変更もできないのでグルメの旅をすることにした。
 グルメの旅も、当初は宇都宮餃子や東京神保町あたりの学生向きグルメを予定し、B級グルメ仲間の下氏(本人が聞けば怒るかな)から情報をもらい充実した旅になりそうであったが。
 旅費は安価に
 今回の東京往復は格安高速バスである。JRの3分の1以下の料金なのでその分を食事代にかけることにした。天候は雨であるが、暑くなくてよろしいんでないかい。
 餃子が何故かどじょうに
 新宿到着が10時20分である。これから宇都宮までは2時間近くかかることと、運賃も往復で5千円近くかかるのでその分を食事代に当てることにした。
 まずは、荷物を宿泊場所のふくおか会館に預けた。その後、江戸の味である「どじょう」を食しに浅草に向かったのであった。
 湯殿「どじょう」を見てショック死する
 浅草でどじょうと言えば、駒形どぜう飯田屋が有名である。駒形どぜうは観光客御用達の様なので、飯田屋に行くことにした。飯田屋は地下鉄銀座線田原町駅から徒歩で5分ほどである。つくばEXなら駅前ですな。
 お昼時なので、行列でもできているかと思ったら、すんなり入店できた。どじょう屋なのにうなぎを食べている方が多い。まあうなぎの方が食べやすいからね。こちらは生ビールとどぜう鍋定食である。店員が「まる」でいいですかと尋ねたのでOKを出す。初心者は「ぬき」の方が食べやすいと思うが、まあ通ぶってみたわけですな。
 そして出てきた代物を見て、湯殿が一瞬にしてちびまる子ちゃん状態(目の上に青筋が入っている状態)になってしまった。で〜!一気にテンションが下がったようである。隣の老夫婦は生ビール2杯ずつと、どぜう鍋と柳川を食べていた。まあ通ですな。
 どぜう鍋の味はというと、これ自体は湯殿も気に入っているようである。まあ姿にやられたということですな。初心者は「ぬき」の方がよいかもしれません。折角のA級グルメが下賎なものになっては仕方がありませんから。
 スタンドそば屋で空気を読み違える
 飯田屋ではご飯はお代わり自由であったが、早々に退散。次の店に行くことにする。といっても大量に食べられるわけはないので、小腹を満たす程度の店にすることにした。そこで目に入ったのは「じゃんじゃん」というスタンドそば屋である。
 この店、まさに労働者が飯を掻き込むというような店である。メニューも豊富であるが、そば類とおにぎりをセットで注文する客が多いようだ。
 我々は、手間のかかりそうなやきそばと生ビール、チューハイを注文し、周囲の客から好奇の目で見られていた。まあ、観光客が入るような店ではありませんな。
 西新井大師はスルー
 今度の目的地は、西新井大師である。東武浅草駅から曳舟と西新井で乗り換え、大師前で下車する。大師前駅はそれなりの乗降客がありながら無人駅である。乗車券の券売機すらない。すべて西新井駅で清算ということである。
 さて、西新井大師であるが、護摩を焚くということで訪問したが、大本堂は改修中で入れず塩地蔵を拝んで撤退である。参道にはみやげ物屋が数軒あるが、雨の平日ということで閑散としており暇そうであった。ただ一軒昭和を感じさせるコンクリートのタタキにビニール椅子の小汚い店があり入ってみたいと思ったが、他に客がおらず遠巻きに眺めて都営バスの停留所に向かった。
 旅のお宿は皇居の近く
 本日のお宿は英国大使館横のふくおか会館である。福岡県職員の宿ですな。この宿を選んだ理由は皇居と英国大使館の横なので治安がよいという理由ではなく、皇居ランを行うのに楽だからである。ただし、公共の宿は門限があり、利用するには注意が必要である。

 山出一族は夜は早いので心配ないが、朝も早いのでそちらの方が心配である。以前に広島市東京会館に宿泊したら、朝は6時30分にならないと玄関を開けないということで、交渉の結果、5時30分にとりあえず外に出してくれるが、そのまま鍵を閉められてしまったことがある。今回はいつでもOKということで安心である。
 設備は古いが、なにより静かでよかった。
 東京mxテレビ
 テレビを見ていると、見慣れない番組があった。番組名は5時に夢中!である。下品なコメンテーターが機関銃のごとくエロネタを発射し続けていた。劣等感を刺激されましたな。この時間からエロネタを垂れ流していいんかい。
 湯殿がこの番組隣のビルで放送しているんじゃないと言い始めたので、飲み屋に行くついでに除いてみたら隣のビルがエロネタの発信基地であった。
 司会者の柴田氏の顔がどこかで見たような顔だと思ったら、故田宮二郎氏のご子息であった。
 東京の夜はチェーン店で
 宿の周りは繁華街ではないので、適当な居酒屋がない。ということで市ヶ谷の駅まで歩いていった。一昨年、市ヶ谷付近に一ヶ月間のたくっていたのである程度の店の位置は把握していたが、一人で入れるのはゆで太郎ぐらいなもんである。選択にあがっていた店は二軒あったが、生ビールの安い方ということでニュー浅草にした。
 6時前というのに、席はおやじで埋め尽くされていた。おすすめでカンパチの刺身があったが、厚切りでおいしかった。生ビールと泡盛、玉露割りを飲んで河岸を替えた。江戸っ子は長居はおしゃれでないと言われていると思ったが、周りのヲジサンは我々より長居であった。

 次は、腹にたまるものということで、日高屋に出かけた。従業員が中国人ばかりで日本語の通じが悪い(わしの日本語が悪いのか)のであるが、味と価格が好きなので結構入っている。生ビール、チューハイ、バクダンイタメとラーメンを食して宿に戻った。相変わらず日本語の通じが悪かったが美味しかった。
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