北大東島 南大東島 2日目

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実施日:2月5日(金)〜2月8日(月) 参加者:山出・湯殿
2月6日(土):北大東島散策〜北大東空港〜南大東空港〜吉里会館(泊)
北大東島探索図
北大東島探索図:2月5日、6日にかけて歩いた軌跡です。
島の生物タイワンカブトムシ(画像にマウスを置くとミヤコヒキガエルになります)

 島の生物編という訳ではありませんが、朝おきて宿の池のスイレンの葉の上にいたのが、このタイワンカブトムシです。

 冬でもカブトムシがいるんですね。

 ミヤコヒキガエルは、島内いたるところで、車に轢かれて形も生々しく平になっています。ごくまれに、立体的に死んでいるカエルも見られます。

 宿の水路にはオタマジャクシが大量に生息しています。
朝食朝食

 さて、再びお楽しみの朝食です。食べることばっかりですな。当然生物は食って排泄するのが当然でしょう。

 湯殿は味噌汁がカツオだしがよく効いていて大好きであると公言しています。

 山出は7時45分からのウエルかめの「揺れる谷間」を見て本日の活力源としました。離島に来て俗世を忘れようとしてもこう来るとは悲しい性ですな。
郵便ポストとダイトウオオコウモリ郵便ポストとダイトウオオコウモリ

 さて、島内一周徒歩探検です。周囲20キロ程度ですから、我々にとってはたいした距離ではありませんな。

 まずは、昨日書いた葉書の投函作業である。JAが一部郵便事業を受託しているようなので行ってみたがホストがなかったので、役場へ行くとありました。

 ポストの上には大東諸島のマスコットであるダイトウオオコウモリの模型がありました。そう言えば、昨日はダイトウオオコウモリを見に行くのを忘れていました。
 
江崎港江崎港

 いやー、雨が降ってきてしまいましたな。実は傘を持ってこなかったんですよ。

 島内はいたるところで工事を実施中。行き交う車は「与儀組」が8割、「北大東建設」が1割、その他1割というところですかな。

 圃場の面整備とかんがい施設の整備が行われているようです。

 ちなにみ江崎港ですが、釣り人のみでなーんもなし。
もちーもちー

 雨の降りが強くなってきたので、こりゃ宿で篭りかなと思ったら雨が止むというのの繰り返しです。

 そして運命の交差点。空港へ行くか、宿へ帰るか。

 とりあえず10時近くになったので、左手に見える商店で何か食料でも調達しますかな。離島では食糧補給場所が限られるので、補給できる場所があったら確保しておかなければなりませんからな。

 入った商店は宮城行枝商店とそのまま名前をズバリである。

離島の店の共通事項のような気がするのであるが、惣菜類はレジにおいてある場合がほとんどである。そしてありました。くず餅みたいなのとヤキソバが。30代位の女性が出てきたので、くず餅みたいなのを何だか尋ねると。

女性:「もちー」

イントネーションが下がっているな。外国の方かな。その後の反応も無いし。

湯殿:「粉はきな粉ですか?」

女性:「・・・・」

これまた反応が無いので、とりあえずラベルに貼ってある300円を支払うとまた女性が固まってしまった。そしておもむろに

女性:「OK」

この女性、外国の方であったか。

この「もちー」なるもの、甘めであり、多少赤みがかっています。行動食にはなかなかの優れものですな。
サトウキビ畑サトウキビの収穫(画像にマウスを置いてください)

 北大東空港は何も無いので通過です。滑走路の反対側に沖縄最東端の碑があるということで行こうと思ったが、滑走路の北側をまわり込むか、南側にするか迷った挙句、北側を選択し、おかげで行くことができなかった。正解は南側です。いくら飛行機が来ないって言ったって、フェンスをよじ登って反対側へ行くわけには行きませんからな。

 北大東島はサトウキビの収穫の最盛期です。大型機械を使って効率よく作業を行っているようです。

 それにしても、サトウキビのゴミが道路一面埋め尽くしているけれど、掃除しないんかいな。落ちていた、サトウキビをかじると甘かった。
灯台灯台

 破れたようなシートがかかっているので、廃墟かと思ったら、ちゃんと明かりが灯っていました。

 島内の主要な交差点には、案内板があるのですが、北港へ向かう交差点では看板が無く(倒れていたようです)行き着けず、仕方なく宿へ帰って昼食にしました。
野菜そば野菜そば(画像にマウスを置いてね)

 昼食は、ハマユウ荘で野菜そばと生ビールである(4杯目)。大盛なんですね。味も良いし。

 さて、北大東島の外食事情であるが、島内を巡っていると、工事関係者の宿舎前のゴミ置き場には大量の弁当箱が捨てられており、このことから推察すると、この島には弁当屋が存在するということである。

 ハマユウ荘にも弁当を持ちに来ている方がいたが、見つけました。JAのすぐ先に看板ものれんも無い外見はいたって普通の民家であるが、工事関係者が入っては弁当を持って出てきます。

 中にはこの店で食べている方もいるようです。我々も入って見たいと思ったが、観光客相手ではないし、店に入ったときの刺すような目線が怖いのでやめておいた。だいたい生ビールがあるかどうかわからんからね。
北大東空港北大東空港(画像にマウスを置いてね)

 北大東島を離れる時刻である。ハマユウ荘からバスで送ってもらうが、ここの女性は良く働きますな。フロントからバスの運転までされています。

 北大東空港は1日1便なので、空港で働く方は兼業とのことです。ということで、不慣れな上に本日満席ということで、てんてこ舞い。飛行機が遅れるのは自身は問題ないが、荷物が心配であった。福岡までの方もいるようであるが、乗り継ぎは大丈夫であろうか。

 空港を飛び立つと、すぐに旋回して南に向かいます。右手に北大東島が見えます。
南大東空港南大東空港

 あっという間に南大東空港である。
 
 ホテル吉里のお迎えワゴンで直行です。

 話によると、ここの飛行機は有視界飛行なので、遅れて暗くなると、那覇へそのまま帰ってしまうとのこと。くわばらくわばら。
夕食夕食(画像にマウスを置いてね)

 さて、本日の夕食は宿でではなく、居酒屋ちょうちんである。

 ここで再び佐野史郎氏と再会(写真と色紙ですけれど)。平成15年に南大東島を訪れているようです。

 夕食のメニューは?
 ナワキリのバターソテー、刺身、かぼちゃのマカロニサラダ、だし巻きたまご、ミミガーのカレー味野菜炒め等々です。おっと生ビールを忘れていました(5杯目)。

 大食漢の我々は、これでは足りないので、大東すしを購入して食べたのでした。

 その後、ダイトウオオコウモリを探しに出かけましたが、鳴き声すら聞こえませんでした。がっかり。
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