荒川岳・赤石岳3日目

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実施日:8月21(日) 参加者:A氏・山出・湯殿
行程:赤石小屋5:27〜道標6:25〜7:30椹島

 赤石小屋では2階(屋根裏になるか)であった。1グループでワンスペースを確保できる状態であったので楽に寝ることができた。ただし、階段が結構急であり1シーズンに数人は転落しているかと思う。朝食は5時からなので、昨日とは違いゆっくり寝ている。隣の夫婦が早いバスに乗りたいということで朝食前に立っていった。朝食は納豆に鮭がメインであった。反対側の年配の単独登山者は納豆が苦手らしく山出がいただいてしまった。A氏の今日は調子が良いようでありお代わりをしていた。

 朝食後すぐ出発である。天候は概ね晴れのようだ。A氏と湯殿はヤッケやフリースを着用している。山出は暑がりなので薄着である。湯殿、A氏、山出の順に出発する。山出は旧赤石小屋を撮影した後、登山道に戻る。本日のコースは全て樹林の中である。すぐに追いつくとヤッケとフリースを脱いでいた。この先は危険な場所も無いのでどんどん先に進む、湯殿は快調に進み先行者を抜いているようである。A氏も普段どおりの下り方でタイムを稼いでいく。湯殿から初日から一緒だった相模の夫婦を抜いたが旦那に追われているとの情報が入り、山出が救出に向かう。しばらくすると相模の夫婦がゆっくり歩いていたので支障なく抜いた。しかし、湯殿は相当先行しているらしくなかなか追いつかない。若い2人パーティーを抜いてもまだ追いつかない。最後の植林帯には入るとようやく湯殿に追いつく、結構小走り状態で下っており追いつかないはずである。既に下方に大井川の河原見えており椹島が近いのがわかる。最後に鉄の階段を下りると畑薙からの林道に到着である。その後再び樹林に入り椹島に到着である。下山を始めて2時間5分であった。

当初の計画では10時のバスで下山の予定であったが、8時のバスで下山することにした。早速生ビールを飲み下山してくる
A氏を待つ。7時50分頃A氏も無事到着、途中で転倒したということで右手の小指を脱臼していた。バスが予定より早く出るということで慌ててお土産を購入し、バスに乗車した。畑薙の駐車場を出発し、3日間の登山の余韻に浸りゆっくり下っていると、後方から数台の車が狂ったように迫ってくる。脇にそれて抜かさせると最後尾にいたのは相模の夫婦である。先頭がタクシー、その次がハイエースバン、相模の夫婦、山出という順番であった。タクシーはこの道になれているらしく飛ばすが、乗客のほうが参ってしまったのか道を譲る。その次のハイエースも地元の車のようで結構飛ばす。しかし、途中で止まりタバコを吹かしている。相模の夫婦はツワモノで車高の高い車を上手に運転している。運転する場合後ろの車のほうが有利なのでついていくのは楽である。結局、上助あたりまで引っ張ってもらい、大幅にタイムを短縮することができた。相模の夫婦は相当の運転上手と判断した。 その後、梅が島温泉で風呂に入るということで山道を再び登っていったが、梅が島までは遠く、手前の孫差島のドライブインで入浴し昼食後帰宅の途についた。結局途中で夕食も食べたが、午後7時前には自宅に到着した。

赤石小屋玄関 椹島赤石登山口 椹島 お疲れA氏
赤石小屋玄関 椹島赤石登山口 椹島 お疲れA氏
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