波照間島(1日目)

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実施日:1月24(木)〜27(日) 参加者:山出・湯殿
行程:23日(水)〜24日(木)自宅〜羽田空港〜石垣空港〜離島桟橋〜波照間港〜名石(泊)
    25日(金)名石〜ぶりぶち公園〜波照間空港〜高那崎〜ペムチ浜〜ニシ浜〜名石(泊)
    26日(土)名石〜波照間港〜離島桟橋〜石垣空港〜那覇空港〜那覇(泊)
    27日(日)那覇〜首里城〜国際通り〜那覇空港〜羽田空港〜自宅
 いよいよ人の住む日本最南端の島を攻略する時がきた。降雪があり、時間がかかると思ったので早めの出発である。いつもなら羽田の駐車場までは一般道をひた走り、高速代を稼ぐのであるが、仮眠をとる為首都高に乗り、平和島PAで暫しの仮眠である。しかし、あまりの騒音に恐れをなし、イエローパーキング前にて仮眠をとった。

 いつもの年だと、空港はガラガラなのだが、今年は結構人がいる。売店も6時開店なのであわただしく弁当を購入し、搭乗案内ギリギリでエネルギー補給完了である。もちろんちゃんとアルコール燃料も注入しました。

 石垣直行便は相変わらず満席のようである。この時期はツアー客が多いようである。到着は9時50分の予定で、約3時間30分の空の旅である。それにしても座席の間隔が狭くて前の席を倒されると鼻息が届きそうである。眼下は雲であるし、やることも無いので睡眠モードに入った。石垣空港は曇りのようで、高度を相当下げてからようやく海を見ることができた。着陸はいつものとおり西側からである。相変わらずの急停止である。パイロットも相当気を遣っているのではないか。安全のためにも新空港を早く作ったほうが良いと思うが。
八重山そば
 空港から離島桟橋まではタクシーである。乗務員が石垣はここのところ寒くてなどと言っているが、こちらからすれば暑いくらいである。波照間に行くというと、欠航かも知れないなどと縁起でもないことを言っている。離島桟橋は昨年の1月に新装オープンで前の桟橋とは大違いである。あまりにも綺麗過ぎる。安栄観光の窓口に乗船券を引換えに行くと、11時の便は欠航とのこと。ガビーン。15時の便も14時頃に運行の決定をするとのこと。悪天候に強い安栄観光ということで選択したのにオイオイである。14時まではどうしようもないので、暫し石垣市内を散策である。石垣に滞在する時にいつも寄る「アルパカ」にて暫しアジアン雑貨の品定めをする。その後、公設市場付近を攻めて正午に離島桟橋に戻り、昼食である。離島桟橋の電光掲示板には、次々と運行予定が掲示されるが、波照間航路は出てこない。西表の上原航路も軒並み欠航のようだ。離島桟橋内には、小さい飲食店が4軒入っている。まずは腹ごしらえである。八重山に来たら、やはり八重山そばは外せない。そして、ラフティーとマグロの刺身を注文した。湯殿はラフティーが嫌いなのであるが、今回は食べていた。まあ慣れなのであろう。 
運行案内 食事が済んで、しばし外を歩くが先程より風が強くなっているように感じる。石垣滞在プランを考えていたら、電光掲示板に波照間航路が運行するようである。ヤレヤレである。さすが安栄観光、悪天候に強いという評判どおりでした。

 14時40分頃に安栄78号が桟橋に入港し、荷物の積み込みを始めたのでこちらも乗船する。波照間航路は揺れが激しいことが有名なようで、船内最後部の座席が一番酔わないということである。この座席の確保に向かうが窓が無い座席なので一列前の座席を確保した。停船中も船が桟橋に当たるため結構揺れる。やたらとあくびが出るが昨日から睡眠不足なのが、船酔いであくびが出るのかどちらだか分からない。

 あるサイトによると、航行1時間のうち、揺れるのは後半の30分ということなので、出航前にこの体たらくでは先が思いやられると思った。定刻より若干遅れて石垣港を出航した。相変わらず高速で飛ばすので心地よいのであるが、いつもより揺れは大きそうである。左手に黒島、新城島を見、島影が遠くなるといよいよ船の揺れも激しくなる。それでも思ったより揺れは少ないようだ。船酔いする方もいなく、無事波照間港に入港である。波照間港
 迎えの車に乗り込み、いざ宿に出発と思ったら、荷物の積み込みを始めた。医療機器を積んでいるようだ。なぜ判ったかと言うと、湯殿が知っていただけの話である。
 今回の宿は「みのる荘」である。なぜこの宿にしたかというと、あるサイトに紹介されていただけの話である。ところが別のサイトで評判を見ると最悪である。書き込みの9割が悪評である。こりゃやめたほうが良いかなと思ったが、建物の外見はまともそうだったのでこのままこの宿にすることにした。部屋はいままで経験した島宿と大差なく、不満も無い。風呂は無く、シャワーのみということである。まあこんなもんでしょ。

名石共同売店 閑なので集落の共同売店に出かける。結構珍しいものもあり面白い。といいつつ、別に珍しいものを購入するわけでもなく、牛乳とビール、つまみを買って帰った。夕食は18時30分からで、本日の宿泊は6名である。我々の他に、初老の夫婦と仕事の方2名である。食卓の後のカウンターには噂の泡盛「泡波」が出されていた。飲んでもいいわけであるが、封を切る勇気が無かったのでそのままにしていたら、初老の夫婦の旦那が封を開けて飲み始めたので、こちらも遠慮なく飲み始めた。私は良い酒はストレートかロックでしか飲まないので自然と他の方より飲む量は多くなるのである。癖の無い飲みやすい酒であった。夕食は島料理というわけではなく、一般の料理であったが、結構おいしかった。1泊2食で5千円で文句もあるまい。山小屋よりよっぽどましである。初老の夫婦は連泊しているようで、趣味は山登りで都道府県の最高峰を登っているとのこと。八重山には毎冬に来ているとのことなので、我々と全く同じ趣味である。我々の老後もこの初老の夫婦のようになるのであろうか。今夜は不眠不休で動いていたので早々に就寝した。
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